Xは、より多くの開発者に柔軟で利用ベースのプラットフォームへのアクセスを提供することを目的とした有料APIプランのクローズドベータを拡大している。

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Xの発表内容
同社のDevelopersアカウントによると、新しい有料APIモデルのクローズドベータを拡大し、新規ユーザーとパワーユーザーの両方からの応募を受け付けている。選ばれた参加者はX APIを使ってビルドするための500ドルのバウチャーを受け取る。この発表には、リクエストの種類(投稿の閲覧、投稿の作成、DM、トレンド、ブックマーク)ごとに費用を分類した公開価格表と、開発者が費用を見積もるのに役立つ計算機も含まれている。
プランの違いとXが言う理由
Xの2023年以降の段階的サブスクリプションは、リクエストのバンドルに対して毎月定額料金を請求していたが、それとは異なり、使用ごとの課金モデルとなる。Xはこの変更を、小規模なアプリの障壁を下げ、以前の値上げで離れた開発者を呼び戻すための方法と位置づけている。新しい開発者コンソールとセルフサービス・ツールは、コストをより透明化することを目的としているが、Xは旧来の段階的プランを廃止するかどうかは明らかにしていない。
開発者のための背景と次のステップ
この動きは、2023年に行われた大規模なAPIのオーバーホールに続くもので、多くのクライアントが無料アクセスから外れ、高価なエンタープライズ・ティアが導入された。Xは昨年、ティアの上限に達したアプリ向けにトップアップパックを展開した。ベータ版の拡大により、Xは利用モデルをテストするために多くのチームを招待している。